年齢を重ねるとデリケートな部分の肌はどうなる?

投稿者 :Mellow.Staff on

若い頃から丁寧なスキンケアを続けてきた人、そうでない人。

Mellow.のブログ担当のステラ直美です。

この記事を読んでくださっている方はきっと美意識が高い方ばかりだと思いますが、お肌の状態、美しさに顕著な差が出てくるのは、30代くらいからでしょうか。

私は広告営業、Webデザイナーを経て、現在ひょんなきっかけからデイサービスにて「生活相談員」として働いています。好奇心旺盛な性格で、目下の関心事といえば断然Femtech(フェムテック)です。

毎日介護福祉業界で働きながら、特に女性の利用者さんと接して、自分なりにいろいろな面から物事を見たり考えたりしています。

私の勤務するデイサービスは規模も小さく職員の数も少ないため、「生活相談員」としてのデスクワークだけでなく、介護スタッフとして利用者様の入浴の介助をすることもよくあります。

筋肉や皮膚など関節の周りの伸縮性が悪くなって関節の動きが悪くなったり、全く動かせなくなる「身体拘縮」

まるで玉ねぎの皮が少しの刺激で剥がれてしまうかのように皮膚が乾燥してはがれてしまう「表皮剥離」が多い方には時間をかけた丁寧な入浴介助が必須になります。

しかし、比較的健康でいつまでも自立した生活を送りたいという意欲のある方にはご自身で身体を洗っていただいています。

それで気がついたことは、スキンケアって本当に大事だということ。

世の中、フェイスケアを欠かさない方は多いと思います。洗顔、化粧水、乳液などで。マッサージやパックなどを欠かさない方も多いでしょう。

デリケートゾーンのお肌のお手入れについてはどうでしょうか。

デリケートゾーンのお手入れが注目されるようになったのは、ここ数年のこと。フェイシャルケアに関する情報は溢れているし、お友だちとの話題にもなりやすいと思います。

でも、デリケートゾーンのケアについての情報はなかなか手に入らないし、身近な人との情報交換をする機会もあまりないのでは。

私の働くデイサービスに通われるのは若くて70代、中には100歳を超えている方もいらっしゃいます。

最も多いのはやはり80代〜90代の方ですが、そんな高齢の利用者さん達の中に、何をするにもスローペース、話し方もおっとりした、90代の可愛らしい女性がいます。

入浴介助の際は、泡立てネットで泡立てた洗顔クリームをそっと顔に乗せ、ゆっくりゆっくりお顔をマッサージしながら洗われています。

泡を洗い流す際も、ゆっくりゆっくり、何度も何度もお湯をかけています。
そのせいか、その方のお肌は白く輝き、

90代とは思えないほどシワも少ないです。

さらに腕、胴体、脚もていねいに優しくゆっくり洗われており、VIOゾーンは素手に少しの泡をつけて、そっと汚れを落とされています。だから、デリケートゾーンも黒ずみ知らずでツルツルです。

ああ、やはり肌には負担をかけてはいけないし、負担のない肌はいつまでも美しさを保てるのだなあ…なんて利用者さんの入浴介助をしながら、心の中で密かに感心しています。

文筆:ステラ直美


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